皆様、お疲れ様です。
来たる本年10月開始予定のOBD検査プレテスト。自動車技術総合機構によるOBD検査のポータルサイトが4月21日(金)より開設され、事業場ID申請もできるようになりました。
すべての情報は、ポータルサイトから
以前はOBD検査関係の情報と言えば、国土交通省ホームページより、「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方検討会」の報告書などが主な情報源だったのではないでしょうか。
今回、公開されたポータルサイトでは、「整備事業者の方」や「関連リンク」などで情報がまとめられており、確認がしやすくなっています。
申請は、「初めての方」から
仕様変更があると変わってしまいますが2023/08現在では、トップページ→整備事業者の方→初めての方から、ID申請ができるようになっています。
指定工場は必須、認証工場も申請がベスト
指定工場では制度対応が必須となりますが、認証工場では、OBD検査対象車両を検査場へ持ち込む場合に、検査場でOBD検査を実施するため必ずしも申請が必要ではありません。
しかし、OBD検査にかかる時間がそれだけ加算され、検査場での混雑が予想されます。また、現地で特定DTCが検出された場合は、保安基準不適合となり、車検を更新することができなくなってしまいます。
可能な限り、OBD検査と同等の確認、いわゆる「OBD確認」が事前にできるよう、申請を行ってあらかじめ確認をできる体制がベストではないでしょうか。
ご安全に
目に見えない潜在的な故障を確認するOBD検査。あくまで検査のみ、その不具合をどのように解消するのかが、私たちの技術力にかかっています。
安全第一で、今日もご安全に!